稲刈りの時期ですね。マムシと対面。〜藁(わら)の香り

稲刈り

久々の稲刈り参加

こんにちは。こーちんです。

我が家には家族が一年間食べるだけの米をまかなえる田んぼがあります。

といっても、小さい田んぼ3枚(内、2枚は棚田)だけなのでコンバインどころか、小さい稲刈り機すら維持管理できません。なので、毎年稲刈りの時期になると、父の知り合いの地元のおじさんにお願いし、軽トラに小型稲刈り機を積んできてもらって、刈っていただいています。我が家族(両親、妹、甥、姪)の仕事は、刈った稲の束をかけるためのハザを作り、そこにどんどん掛けていくことです。

近年はなかなか手伝えていませんでしたが、今年は私も仕事を休んで手伝うことに。8時に田んぼに到着すると、すでにおじさんが稲刈りを始めてくれていました。

田んぼにマムシが

休憩の時に話を聞いていると、私が到着する前にマムシを発見し、捕らえたとのこと。そして昨年もこの田んぼにマムシがいたとのこと。怖すぎます。私が子供の頃、祖父が農作業中にマムシに足を噛まれ、1ヶ月くらい寝込んでいた記憶が呼び覚まされました(噛まれた方の足は変な模様になってたような・・・)。

おじさんが稲を刈り終わるまではやることもないのでビビって少し離れたところで眺めていたら、おじさんがマムシを再び発見!

おじさんは慣れた手つきでマムシを稲刈り鎌で押さえつけ、ビニル紐で縛っていきます。締めすぎると死んでしまうので、力加減が難しそう。マムシは観念したようで大人しく縛り上げられ、力なくだらんとしていました。と、その一瞬、マムシが飛び上がっておじさんの指先にガブリ。おじさん、強烈な痛みはないようでしたが何度も指を吸い、毒を取り出しては唾を吐く、を繰り返しています。それを見ていた私は心配で慌てるものの、近寄れない。

そうこうしている間におじさん、マムシをしっかり縛りあげ、さらにその水田(1枚目)の稲刈りを完了してくれました(感謝!)。

血清を打ってもらう必要があるので、おじさんには病院に行ってもらいました(数日入院となってしまいました)。

軽トラに吊るされたマムシ

稲刈りは続く〜藁の香り

おじさんが病院へ直行してしまったので、残り2枚の田んぼは見よう見まねでおじさんの稲刈り機を使って私が刈り、家族でハザ作り、ハザ掛け作業を行いました。

それにしても、刈ったばかりの稲(藁)の香りっていいですよね。少し埃っぽい感じと、近づいたときにふわっと香る枯れ草の香り。心あたたまるやさしい気持ちにさせてくれます。この香りのおかげでハザ掛け作業は長時間続けても苦ではありませんでした。

おじさん、何事もなく退院できるといいな。

後日談:普段使わない筋肉を使い、翌日から筋肉痛に苦しんだのはいうまでもありません。

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